LVC 501XX 1933年モデル W36L34です。 歴代のリーバイス501に使用されるほぼ全てのディテールが盛り込まれた名品「33501」。 「赤タブ(レッドタブ）」だけは1936年から取り付け開始されるため、歴史に忠実にこの1933年モデルには取り付けられておりません。 当時新たなディテールとして追加されたベルトループの登場により「デニム＝作業着」という考え方だけでなく、現在のような「普段着」としての考え方が生まれました。 シンチバック、サスペンダーボタン、ベルトループが混在していることからも、作業着と普段着として当時の二面性を垣間見る事が出来ます。 また、トゥーホースレザーパッチの下には、当時のヴィンテージ品に見られる珍しい「NRAラベル」が縫い付けられており、デニムフリーク心を刺激してくれます。 後に「ファッション着」としても考えられ始める過渡期の貴重なモデルを、本家リーバイスが再現した珠玉の1本となっております。 【NRAラベルとは】 世界恐慌の際、業界の公正な取引を励行するため、1933年アメリカ大統領当時の大統領であるフランクリンDルーズベルトにより立案、発給が開始されたラベル。 不況の間、賃金や労働時間においてある一定のルールに従う優良企業の証として取り付けられておりました。 赤文字でプリントされた数字は各製品に与えられた「ライセンスナンバー」です。 ※NRA(National Recovery Administration)は全国復興局の略 【デザインディテール】 ・シンチバック ・サスペンダーボタン ・ベルトループ ・バックポケットリベット ・カッパー打ち抜きリベット ・クロッチリベット ・一本針仕様のアーキュエットステッチ ・NRAラベル LVC 501XX 1933年モデル W36 新品未使用 タグ類、布袋 すべて付いています。 こちら、原宿のリーバイスストア、実店舗にて2024年８月末購入しました。オンラインでは先行販売の段階でサイズアウトしました。